名前を考えるというのはいつもすごく悩むし難しいものですよね。

こどもが生まれた時も出生届提出期限ギリギリまで、姓名判断片手にかみさんと二人で悩み通したのも懐かしい思い出です。あの時は結局かみさんが以前からこれだ！と決めていた名前があって、それに近い名前に上手く落ち着いた感じでした。

初めて僕がその立場に立ってみて、人間が一生で最も真剣に名前を考えるのはおそらくこの時なんだなと感じたものです。

僕なんかはネット上のハンドルネームであっても一度決めた名前は後々まで名乗り続けるつもりでいる性格なので、この『Nozomi29』という名前も結構悩んで決めた気がします。

まあ、Twitter始めた時に決めた名前でもあるので案外気軽な感じで思いついたような記憶もありますが…（笑）。皆さんはどうなんでしょうね？

『Nozomi29@series500_w1w8』　←Twitterのユーザー名とアカウント名です

これはわかる人にはわかってしまう気もするのですが、500系新幹線がのぞみ運用・東海道新幹線直通運用から引退した時の東京から博多へ戻る最後の列車が『のぞみ29号』だった事と、500系車両にはW1～W9編成の9本あった中でのぞみ運用末期は1日1往復残っていた運用に最後まで使用されていたのがW1編成とW8編成だった事から採った名前です。

あの時ラストランを飾ったのが最初に製造されたW1編成だったのには少しばかり感慨深さを覚えたものです…。

※写真は『のぞみ』として東京まで乗り入れてた頃の500系新幹線W1編成。引退直前の姿を…。2010年1月24日に新横浜駅～品川駅間で撮影。

毎度定番ですが大きく話がそれたのでいい加減軌道修正を…（汗）

このブログも実は結構名前悩みました。たくさん案が出てきてどれにしようかで悩んだのではなく、なんも思いつかなくて『うがーーーー！』となってました（苦笑）。別に名前なんて気軽に適当につけてしまえばいいのかなと思う事もなくはないんですが。

実はTwitterを始めてからしばらくして、ある撮影者の方の影響を大きく受けてズーム流しを躍起になって練習するようになりました。もう1年半以上はやってる気がするものの実力についてはまだまだ安定感がないですが…（苦笑）。それでもやってて楽しくて仕方がありません。最近ではすっかり流し撮りばかりな傾向がはっきり出て来てしまいました。

そんなさなか去年の夏頃だったか、近所の駅で流し撮りの練習をしていて何となく走り去る列車を後追いで流してみたら何だか気になる仕上がりに…。

その時の写真をTwitterにアップして、くっつけたコメントが『風のように走り抜ける…』そのものでした。よほど気に入っていたのか今年に入っても1度使ってました（笑）。その時の写真がこれです。

つまりこの写真が『風のように走り抜ける…』という名前の原点なんです。

流し撮りは本当にキリッと綺麗に決まれば躍動感抜群でそこにある景色のあらゆる色がブレンドされ繊細で美しい線画のような仕上がりになるんですよね。そんな仕上がりをいつも夢見て躍起になって流し撮りばかり繰り返し、失敗ばかりで『あーーーーっ！』ってなってる事もしょっちゅうですね（笑）。

そんな今の僕の姿を象徴する意味も含めて、そしてタイトル通り美しくカッコよく列車が風のように走り抜ける姿をひとつでも多く記録できる事をいつまでも夢見て…。