残された時間を駆け抜ける…

約1年半と公表されていた651系による『フレッシュひたち4号・61号』の代走運転。常磐線フラッグシップの座を返上・引退したものの、来春のダイヤ改正で実施される常磐特急の乗車システム変更に向けたE657系準備工事の間、その穴を埋めるために引退後約半年で1日1往復だけの静かで地味な復活が果たされた…。『上野東京ライン』開業で常磐線の運転体系が大きく変化するその時まで毎日毎日…早朝と夜間だけの地味な活躍が続く…。

 

JR東日本651系 常磐線特急『フレッシュひたち61号(1061M)』651_06_651_07_撮影地 : 東北本線 尾久車両センター~上野駅(常磐線日暮里駅)   撮影時期 : 2014年12月8日

夜間の『フレッシュひたち61号』として営業運転に入るため日中の休憩場所尾久車両センターから始発の上野駅へ回送される。都心から茨城方面へ帰宅する人々を運んで今日1日の仕事を終える…。

 

来春2015年3月14日土曜日のJRダイヤ改正の概要がついに発表され、大きな話題としてはついに長野駅~金沢駅で開業を迎える北陸新幹線とその列車『かがやき』『はくたか』『つるぎ』のデビューと、最近突然のメディア報道先行の形で大きな噂が巻き起こっていた寝台特急『北斗星』引退の正式発表…。そして北陸新幹線開業と並んでビッグイベントとなる新たな首都圏大動脈『上野東京ライン』開業。これにより東海道線と宇都宮・高崎線が相互直通運転を始めるほか、常磐線も東京駅・新橋駅を通り抜け品川駅まで直通運転開始となり、それら全てを巻き込んで運転体系が大きく変化することになります。

常磐特急も品川駅乗り入れ開始と同時に『スーパーひたち』『フレッシュひたち』ではなくなり『ひたち』『ときわ』とその名を改める事になり、かねてからE657系で準備工事が進められてきた特急乗車システム変更も正式発表され、いよいよ最後の最後…651系の地味で静かな復活運転にも終わりが見えてきた事を実感しました。

『代走』という名の復活運転最後となる2015年3月13日金曜日、その日まで出来る限りその地味な活躍を見守って行きたいと思います。

 

 

ん…?13日金曜日…???

 

 

 

残された時間を駆け抜ける…” への2件のコメント

  1. こんばんは。

    相変わらず流石の闇流しですね。
    真っ白なタキシードボディには昼間よりも夜の方が似合うと思います(笑
    次の遠征の際には狙ってみようと思っている車両の1つです。
    是非、時間を作って撮影に行きたいですね。

    それにしても次の改正で首都圏は大きく変貌を遂げるようですね。
    楽しみでもあり、寂しくもあり・・・なんだか複雑な気分です。。。

    • こんばんは~。
      いつもありがとうございます。
      今度来た時は是非僕の亀有流し(被るので休日ダイヤ限定)をパクってみて下さい(笑)。あれ決まると気持ちいいですよ~。E657もまた然り(笑)。
      ところで僕自身も今度の改正はどうなるのか楽しみにしてます。常磐線を品川で観れるなんて昔は想像もしない事でしたから…。

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