制限115!!

久々に京浜急行『快特』の爆走ぶりを堪能してみました。現在の京急は横浜・横須賀方面への本線ルートに肩を並べるほど極太なメインルートとなった羽田空港ルートが品川駅~蒲田駅間で本線列車と複線区間を共用し、この区間では両方面の列車を合わせて1時間あたり最速の『快特』だけで12本(!)・『普通』も9本の凄まじい列車密度を誇るため、その日乗車した快特も品川を出発して鮫洲で普通を追い越すまではスピードを上げられずパワーを発揮したくても出来ない感じで減速運転が続きましたが、普通を追い越す瞬間から前方にはずらりと『進行』現示、その走りは一変しました。

前方が開けた瞬間、京急電車特有の猛加速で一気に120km/hまで加速しほぼその勢いのまま全開走行を続け、路線に多く存在するカーブでは右へ左へずっしりと遠心力を感じ、あっという間に京急蒲田に到達しました。

京急の沿線に住んでるわけでも通勤してるわけでもないですが、何かにつけてわざわざ乗りに行きたくなる楽しい魅力を放つ京急電車。また意味もなく乗りに行くことは多々あると思います(笑)。

 

そしてその全開走行の『快特』をかぶりつきの流し撮りで撮影するのもなかなかに難易度が高く失敗も極めて多いのでやればやるほど『絶対決めてやる!』と猛烈に燃え上がりますね(笑)。

京急電鉄2100形『快特』

kq2100_01_撮影地 : 京急本線 平和島駅   撮影時期 : 2015年1月18日

 

ところで余談ですが鉄道ファンの方々の中では有名なPS2ゲームソフト音楽館のTrain Simulator Real シリーズ『THE京浜急行』、映像の収録時期がもう10年以上前で保安設備も新型に更新され京急蒲田近辺の高架化工事も完了しあの頃とはかなり様子が一変しました。(一般的呼称も『京浜急行』から『京急電鉄』に変わりましたね)

あのシミュレータをさんざん遊んで本物の京急電車の運転席の後にかぶりつくと、精密に再現された車両の走行性能や路線に存在する制限区間などと比較して、そうこれこれ!ってなるわけですよね(笑)。

そして写真の平和島駅は駅全体がカーブ区間になっており、それでも最高速度からわずか5km/h制限されただけの115km/hで通過可能になってますが、ここもシミュレータと現実が『おぉ!同じだ!』(当たり前ですが…)と実感できた特徴的なポイントでした。

駅の下り方蒲田寄りが以前と変化し地上からではなく完成した高架線から接続するようになってたので、運転上何かしら変化はあったのかな…と思いましたが、駅構内自体に変化はないせいか今でも変わらず115km/h制限で走行する区間のようです。

シミュレータソフト『THE京浜急行』のオープニング曲のなかで『制限115!!』とコールが入っている所があり、それを聴くといつも平和島駅を遠心力ずっしりと高速通過する『快特』を思い浮かべるわけです(笑)。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。