デコボコシンカンセン

僕自身は初めて観る事が出来た『デコボコシンカンセン』。すでに引退して過去のものである100系・200系新幹線に2階建て車両が存在してたので、言ってしまえばそちらもデコボコしているのですが、純粋に編成に組み込む為の2階建て車両でしたからデザインはきちんと揃えられているわけで…。けど、先日観たあれはそんなモノではない非常に異質な組合せ…。

east-i-n21_04_む…?

east-i-n21_05_おや…?

east-i-n21_02_ありゃりゃりゃりゃりゃ~…。

もっとデコボコ感のある写真を紹介出来れば良かったのですが、初めて観る異質なコンビに軽く舞い上がってしまって…(苦笑)。

ホームで列車を待つ乗客の方々も、ホームのあちらこちらで乗客とは程遠い者ども(僕で~す!)が背後で何やら熱心にカメラを列車に向けて盛り上がっている様子を察知、この謎の車両を挟み込んだ新幹線の存在に気がついて…

『これは一体何ですか???』

僕自身男女合わせて4人くらいの方に呼び止められ聞かれました(笑)。

その中で特に印象に残ったのは女性二人連れの方々で、通常の新幹線と同じ速度で走行しながら軌道や架線を検査する『East-i』という車両の存在、それが車両検査で使えない場合の何年かごとにだけ見られるこの変わった姿での検測走行にたまたま出くわしたんですよと伝えると、『すごい!』と手持ちのスマホで早速『East-i』を調べ『勉強になりました!』となかなかの盛り上がり。気付けばデコボコの連結部分の前に立って記念撮影もされて楽しんでる様子(笑)。いつもとちょっと違う新幹線待ちの時間を満喫されたようでした。

そんな様子が普通に楽しくて写真撮影はそこそこにその場の雰囲気を楽しめたかな…という、2013年11月6日上野駅新幹線ホームでの出来事でした。

んで…もうちょい写真を…

e2_14_※JR東日本E2系新幹線『N21編成』。普段は長野新幹線『あさま』として営業。East-i (S51編成)が車両検査で使えない場合に予備の軌道検測車E926-13(あるいはE926-3)を編成に挟んで検測走行を行える唯一の対応可能編成です。

east-i-n21_03_※E2系N編成のシンボルマークとともにEast-i 軌道検測車E926-13 を撮影。

E2系N21編成はいわゆるフル規格の大きな新幹線車両、East-i (S51編成)は在来線規格の山形・秋田新幹線にも入線するためミニ新幹線規格の車両。車体断面の全く違う両者がコンビを組んで出来上がる『デコボコシンカンセン』。

また観たいですがね…。

 

 

 

 

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