一週間ほど前にこれまで4年半愛用してきたEOS50Dに購入当初からキット品として装着使用しているズームレンズ『EF-S 18-200mm f/3.5-5.6 IS』が壊れてしまいました…。武蔵小杉駅で東海道新幹線と横須賀線を走行する列車でいつものようにズーム流しの練習をしていたのですが、今まさに自分に向かって迫り来る横須賀線電車をズームで追随しているその時…。

『ガツン！！！』

…という感触とともにズームリングが50mmあたりから広角側へ回らなくなってしまいました。

JR東海700系新幹線　　　撮影地 ： 横須賀線武蔵小杉駅

※この直後にレンズのズームリングが壊れてしまいました…。

ここ最近、好んでズーム流しばかり続けて来た事が災いしたのか…（汗）。レンズもこれ一本しか持っていないので、とにかくこれで一切の撮影が出来なくなってしまい『まじですか…orz』とがっくり肩を落として帰宅…。（などと言っておきながらその日の深夜『デヤ陸送』に出向き、無理矢理撮影をしてました…）

…というわけで現在入院中。4年半頻繁に使用してきた事もあり、これを機にレンズ修理ついでにボディともどもオーバーホールしてもらう事にしました。

そんな事情から当分は活動休止と公言していましたが、ふと以前使用していて現在はお蔵入りとなっていたデジカメの事を思い出し掘り出してみる事に…。

『FUJIFILM FinePix4900Z』…もういつの事だったか…世間では『ミレニアム』や『2000年問題』とかいうワードがあふれていた時代だったような気がします（笑）。Windows 2000／Meがまだ普通に使われていた頃でもありました。その頃に購入して以降2009年6月の50D乗り換えまでずっと使用し続けて来ました。

※記録媒体は懐かしの『スマートメディア』（！）で使用可能最大容量はなんと『128MB』（！！！）。JPEG（2400×1800）記録でこんなんでも100枚以上は記録可能。最高画質モードでは記録形式がTIFFになり、書き込みに時間が10秒くらい（？）掛かる上に数枚しか撮影できない…。

※光学6倍ズームに1.5倍テレコンバージョンレンズを装着して315mm程度の望遠撮影も可能です。

個人的にはファイル取り扱いの容易さから撮影はRAWでやる事にしていて出来ればこのカメラでの撮影はやらないようにしていましたが、久しぶりに触ってみると曇天時や夕夜間など露出が稼げない状況下では相変わらず画質に難があるものの、晴天下で被写体を大きめに捕える場合においてはさほど不満はなく、たまには気分転換のお気軽撮影程度ならこれでもいいかな…と感じました。

ただし仕様上ズーム操作とシャッターを切る操作は同時に出来ないので、ズーム流しはおあずけです…。解像度も低めなので撮り方にもよりますが特に細かい描写の必要な風景写真寄りの撮影もつらそう…。基本的には車両主体写真が中心になりそうです。メインでこのカメラを使ってた頃も実際そうでした。

そんなわけで50D復活までのつなぎではありますが、このカメラで撮影する機会があればその写真も出来る限り紹介させて頂こうと思います。もしかすると50D復活後も今後まれに登場する機会があるかも知れないですね…。

ひとまずこのFinePixで先日久々に京急線のお気軽撮影と、本日の『N21検測』の撮影に出向いてみましたので、次回以降にでも写真を紹介させて頂きます。