Twitterでも同じタイトルでアップしましたが今回の北総線撮影分では一番気に入った事もあり、こちらでも単独記事としてアップしました。

京急線羽田空港方面から都営地下鉄浅草線・京成線・北総線を経由し成田空港までの長距離を走破する機会の多い京急600形。北総線東松戸駅で撮影している間も同じく京急から乗り入れて来るN1000形とともに何度か見掛けました。

ところで『赤い電車』として有名な京急電車の中にあって、抜群に異彩を放つ存在が青い車体を持つ『Keikyu Blue Sky Train』です。これには600形606編成と2100形2157編成の2種類がありますが、2100形は京急線内でのみ運用されるのでここ北総線内で観れるのは606編成だけになります。

この日は東松戸に到着してほどなく駅前から北総線のホームを見上げた時、成田空港に向かって発車してゆく『アクセス特急』がその606編成ブルースカイトレインだと気付き、しばらくして戻ってくるのを撮影しようと狙ってみました。

（それにしても、あの青一色のボディーカラーは本当に目立ちます。）

陽も沈んで東の空が青味掛かって来た頃、成田空港から羽田空港へ向かう青いボディーのアクセス特急が東松戸駅に滑り込んで来ました。素晴らしいタイミングでした。

夕暮れの青味掛かった空の下たたずむ青い電車…。

前にも同じような事を言ってた気はしますが、青い電車を冬の快晴の澄み切った青空の下で撮影したいとよく考えます。青い車体に青い空の組合せはお互いが上手く溶け込んで雰囲気がいいので、個人的にはとても好みの仕上がりになります。

今回はまさか夕暮れの青味掛かった空と『京急の青い電車』の組合せを記録出来るとは考えてもいなかったので、思わぬ収穫に満足という結果でした。

周囲に高層建築等、空を遮る物も無かったのがなお効果的だったかも知れません。

京急600形606編成　『Keikyu Blue Sky Train』　　　撮影地 ： 北総線東松戸駅

※手持ち撮影で頑張ってみたもののちょっと厳しかったかな…。ピントも甘くなってしまったのがちょっと残念でしたが、雰囲気はとても気に入ってますのでヨシとしてます。