ここのところ京成スカイライナーばかりでなんですが、まるでそれらの集大成であるかのようなラスボス的撮影地成田湯川駅へ乗り込んで参りました(^^;;
ところで今回は別件で、以前は秋田新幹線『こまち』として活躍していたE3系R編成で運転される東北新幹線『やまびこ45号』もターゲットとしており、こまち時代に果たせなかった小山駅通過シーンの流し撮りを決める事が出来る1日1回のチャンスだったので、午前中は小山駅で新幹線を、昼から午後にかけて移動、15時頃から夕暮れの時間帯にかけて成田湯川駅でスカイライナー相手にひたすら撮影を繰り返すというなかなか強行スケジュールでの活動でした。
まずは小山駅での新幹線撮影分から…
まず先に結果から言えば小山での撮影は異常に調子悪く、単純に活動報告としてあえて写真を何点か掲載しますが、それはもう酷い…(^^;;
メインターゲットのしくじり方が特に際立ってピカイチと言う、終わってみれば失意のドン底で成田湯川行くのやめて出直そうかと考えるほど落ち込んでしまってました(^^;;
JR東日本E5系U編成 東北新幹線これはそこそこ上手く行った部類でしょうか…。E5系は恐ろしく鼻先が長いのでかなりの難敵ですね…(^^;;
JR東日本E6系Z編成 東北・秋田新幹線今回の小山流しは手前のE5系とこのE6系くらいしかまともに観れるやつがありませんでした(^^;;
この2点がなければ全く救いようのない結果になってたので助かったなと思います(^^;;
JR東日本E3系2000番台L編成 山形新幹線『つばさ』(新塗装車)あとちょいでした(^^;; お顔が見事ブレました…。
JR東日本E3系1000番台L編成 山形新幹線『つばさ』(新塗装車)こちらはお顔は止まりましたが写真は『爆発』してしまいました…(^^;;
せっかくいいのが来てくれたんですが…。
何かと言うと、元々秋田新幹線『こまち』R編成として活躍していたものの中で割と年数が経っておらず、廃車を免れ『つばさ』L編成に改造・姿を変えた数少ない『E3系こまち』の生き残りです。
現在のところ次の写真に出てくる同じ顔のL53編成(もともとつばさ用)が『つばさ』の旧塗装車として残ってるので、そちらが『つばさ』新塗装車にリニューアルされたら同じ顔なだけにオリジナルが『つばさ』なのか『こまち』なのか編成番号を確認する以外ぱっと見全く区別がつかなくなってしまいます(^^;;
JR東日本E3系1000番台L編成(L53編成) 山形新幹線『つばさ』(旧塗装車) 元より山形新幹線つばさ用として登場した1000番台L53編成です。最近まで同じタイプのL51・L52編成がいましたがすでに消滅してしまいました…。せっかくこの顔がE2系との連結がない単独走行でやって来てくれたのですが派手にブレたブレた…。
JR東日本E3系0番台R編成 『やまびこ45号』今回のメインターゲットです…。もはや何も言う事ありません…(^^;;(^^;;(^^;;
撮影地 : 東北新幹線 小山駅 撮影時期 : 2015年5月9日
こんな感じで全体的にどうしようもなく絶不調ぶりの際立つ小山流しでした。改めてリベンジしたいと思います。
そして、小山で散々新幹線にしばかれ倒し、失意のドン底気分でやって来た成田湯川で在来線最高速160km/hを誇るスカイライナーの撮影を開始しました……ところが……
車両は同じでアングルも似たり寄ったりですが全て違う別々の便です。さっきまでの小山の絶不調ぶりは一体何だったのか…。全くわかりません…(^^;;
今までにも何度か成田湯川で流し撮りに挑んで来ましたが 、これほどまでに決まる事は全くなく、何故に…という気分でした(^^;;
本当になんで小山でこれくらい決まってくれないのかと…。
夕暮れの成田湯川を160km/hで豪快に駆け抜ける下り列車成田空港行きスカイライナー最終便。夕方とまだ早い時間帯ですがこの列車より後の便は全て『イブニングライナー』として京成本線経由で成田・成田空港へ向かいます。お顔のド真ん中で輝く4灯ヘッドライトがひとつだけ切れていていつもとちょっとだけ雰囲気の違う表情をみせてくれてました。
撮影地 : 成田スカイアクセス線(京成電鉄成田空港線) 成田湯川駅 撮影時期 : 2015年5月9日
撮影地 : 成田スカイアクセス線(京成電鉄成田空港線) 成田湯川駅~印旛日本医大駅 撮影時期 : 2015年5月9日
今回の撮影は小山で東北新幹線と成田でスカイライナーというちょっと欲張りなメニューでしたので、交通費を出来るだけ抑えるためにJR東日本の『休日おでかけパス』を利用しました。その縛りがありJR線しか使えなかったので、今回初めてJR成田線下総松崎駅からスカイアクセス線の成田湯川駅までのお散歩行程が発生しましたが、その途中地図上で気になった場所があり少しだけルートを外れて行ってみた場所がこの写真の場所でした。成田湯川駅から徒歩10~15分というところでしょうか。
これまでにも成田湯川には何度か来ていましたが、こんな場所があるという事は知りませんでした。彼方の印旛沼と広大な水田風景を望みそのなかをスカイライナーが一路都心に向けて走り去って行きます。スカイライナーはここからわずか30分ほどで日暮里、35分ほどで上野まで到達します。少し前まで都心~成田空港は1時間くらいかかる時代だった事を思うと本当に凄い進化だなとつくづく感じます。
また成田湯川に行く時はここも訪れてみたいなと思います。
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本当ならスカイライナーも乗ってみたかったんですがJR縛りの行程だったのでそれは叶わずでちょっと残念…。成田湯川オンリーな行程であれば絶対乗ると思いますが(^^;;。
今回使用した『休日おでかけパス』。わかる人にはわかってしまいそうですが、時間の都合で小山から上野までは新幹線を使いました。今回の撮影ターゲットだったE3系R編成で運転される『なすの272号』に乗ってみたいというのもありましたが…。
この新幹線(E3系R編成 : R21編成)に乗るのはすごく久しぶりで、おそらく6年以上前に仙台行った時『こまち』に乗ったのが最後の記憶だったと思います。
上野で新幹線を降りて常磐線ホームへ移動、成田線直通電車で下総松崎へ向かう事にしてましたが、途中で通りかかる常磐線特急『ひたち』『ときわ』発着ホームである16・17番線をみて愕然と…。上野東京ライン開業で常磐特急も品川直通を果たしかなり便利になりましたが、その常磐特急は日中のみ全ての列車が品川発着になったためこのような状況に…。
かつての巨大ターミナルは新幹線開業で通過駅となり多くの昼行特急・寝台特急も消え行き、本数の多い常磐特急が唯一最後の砦となっていた感がありましたが、それも上野東京ライン開業を機に大半がこのホームに来なくなってしまい、ますます上野が寂しくなってしまった感じです…。
JR成田線下総松崎駅。ここで降りて30分位でしょうか…成田湯川まで徒歩で移動しました。過去に何度も通過する事はあってその風景は知っていましたが降りるのは初めてでした。成田線のいくつかの駅で駅施設が大掛かりにリニューアルされていて驚いたところがありましたが、ここだけは全く変わってません。なんだかのんびりな気分に浸り来れて良かったなって…。
ただ、ふたつだけ以前と変わったところが…。上り2番線ホームの案内に『品川』の文字が入った事と彼方に成田スカイアクセス線の立派な高架線が見えること…。
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今回の行程は実際にやってみて結構気にいった事もあり、また今度同じ行程でやってみたいなと思いました。次はやれれば違う視点で色々撮ってみたいなとも思います。松崎から湯川のお散歩ルートで色々発見もあったゆえやってみたい事が新たに出来たという感じですね^_^