つい2ヶ月前にはくたかツアーを敢行しずっと会いたかった憧れの在来線最速特急に『はじめまして』と『さよなら』を同時に果たして来たあの日、もうひとつの『はじめまして』と『さよなら』がありました。記事にするのが2ヶ月遅れとすっかり遅くなりましたが、せっかくの記録ですからボツにせず残そうと思いここに紹介しますね。
ここまで遅くなった理由は単純でまともと言えるような写真が残らなかったからせっせと記事にする意欲が湧かなかったというだけなんです。
ただ、今までにも散々苦い経験がありましたが、イケてないと思えるボツ写真でもその先の未来でふと…たまたまそれを目にした時に何かしら蘇る思い出があったり、1枚もないと嘆いていた記録がポロっと出てきた時の嬉しさというものがあったりしますので、運良く記録出来たのだから下手でも文章と写真でひとつの記事にしようと…。
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豪華寝台特急『トワイライトエクスプレス』。もちろんと言うのもなんですが乗る機会などまずなく、毎日走っていたとはいえ僕が住んでいる所から遥か彼方の縁もゆかりもない地域を往来する列車でしたからそれを目にする事すら困難で、引退が発表された時には『もう2度と観る事無く終わるだろう…』と普通に思ってました。
(去年夏に所用で大阪行った際に500系新幹線には会えましたが、トワイライトエクスプレスとはニアミスという縁のなさ…)
3月の引退前にずっと憧れてた『はくたか』だけには会おうと躍起になってツアーをぶち上げましたが、そこでふと…もしかしたらと思い立ち調べてみたら…夕方18時頃に直江津で会えるとわかり、帰宅時間が終電近くなるのを覚悟してここは絶対会ってやろうと心に決めました。
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車両老朽化が引退の要因に挙げられていましたが、確かに機関車も客車も長年活躍してきて年季も入ってますし、毎日長時間日本海の海風に晒され車体もかなり傷んでいるだろうと想像しつつ、夕方の直江津駅で初めて観るその姿を待ち臨んでいました。
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そしていよいよトワイライトエクスプレスが直江津駅に到着し初対面を果たしましたが、その名の示す通りの夕暮れ時に観たその姿は想像以上に豪華でダーク系カラーでまとめられたシックなボディに老朽化という言葉が似合わないくらいでした。
初めて会う事の出来たトワイライトエクスプレス。けどもう次の週末には札幌行き寝台列車からは引退…。停車時間はそこそこ長かったので若干の慌ただしさもありながら色々観て回りました。
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トワイライトと言う表現がちょうど当てはまる夕暮れ時、食堂車『ダイナープレヤデス』ではちょうどディナータイムのようでした。豪華寝台特急最大の醍醐味を垣間見るいいシーンに出会えたと思います。
次の週末には引退を迎える豪華寝台特急。最後のディナータイム…というところでしょうか。
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実はあまり意識してなかったんですが、この時よく考えたらもう最後の土日だったんですね。撮影に訪れたファンがものすごい人数で驚きました(^^;;
予想してないわけではなかったんですが、引退までまだ1週間弱あるからそう多くはないかな…と思ってたので…(^^;;
10分強程度の停車時間の後、たくさんのファンに見守られ広大な北の大地を目指し直江津を後にする『トワイライトエクスプレス』。
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ちょっとだけでしたが直江津に居た2日間連続で会う事が出来ました。
こうやって記事にしてみると意外に賑やかな記録になったなと…。
走行写真のような魅力的な記録を残す事は叶いませんでしたが、ひとつの思い出として刻み残していくには十分すぎるほどの記録になったのかなと思います。
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トワイライトに包まれる『トワイライトエクスプレス』。たった一度のチャンスに素晴らしいシーンに出会えて良かったと思います。
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撮影地 : 北陸本線(当時)・信越本線 直江津駅 撮影時期 : 2015年3月7〜8日
はじめまして。
いつも楽しく拝見させていただいております。
こちらのサイトで写真を見て以来、流し撮りに惹かれてしまい、練習の日々です。
また、勝手にお手本とさせていただいてること、お許しください。
今後の写真も楽しみにさせていただきます。
こんにちは。嬉しいコメントをいただきありがとうございます^_^
僕自身も未だ修行の身と自覚しておりそのように評価をいただけるのが嬉しい気持ちもありつつ恐縮でもあります(^^;;
もっと頑張らないといけませんね。お互いに腕を磨いて行きましょう!
自分もがんばっていきます!
よろしければたまに私のブログにも遊びにきてください。
あと実は、自分も同じ日にトワイライトエクスプレスの撮影で直江津の駅にいたんです(笑)
同じ列車撮影していたのでどこかですれ違っているかもしれないですね~
ありがとうございます。
同じ日に直江津にいらっしゃったんですね(^^;;
もしかしたら本当にすぐ近くに居たかも知れませんね。
節目の時期で同じ趣味を持つ方々が全国的に動き回るので、そういった人同士の出会いやすれ違いというのもまたひとつの楽しみですね。