【北東北紀行7】青函トンネル来てまで流しかよっ!

この日は午前中からこの旅のメインイベント『津軽鉄道』訪問を控えていましたが、その前に…早朝出発で青函トンネルへご案内いただく事に。

青函トンネルは過去に一度だけブルートレイン『北斗星』と『エルム』で往復した時に通過をしているので決して初めてでは無いのですが、とても残念な事に…その時初体験だったブルートレインの寝心地があまりに良くて往復ともに爆睡…(^^;;

絶対起きて青函トンネルを見届けてやる!…とか意気込みながら、往復ともに青函トンネルはおろか前後区間の函館や青森・盛岡くらいまで広範囲に渡り記憶に全くございません…(^^;;

間違いなく朝の光で気持ち良く目が覚め、青函トンネルどこだ!?ここどこだ?!と慌てふためいたのをよ〜く覚えてます(^^;;

そういうわけで…実質的には今回が初めての訪問となる青函トンネル。楽しみです^_^

よく考えてみればほんのちょっと海の向こう側には北海道があるわけで…、自分がとんでもない所に来たのを実感した瞬間でもありました。


青函トンネル到着直前、まずは『北海道新幹線を北海道新幹線内でお出迎え』しました。

北海道新幹線  H5系『はやぶさ10号』撮影地:北海道新幹線  木古内駅〜奥津軽いまべつ駅

東京行き北海道新幹線の一番列車です。この列車は基本的に『北海道新幹線H5系』で営業運転されるようです。

青函トンネルを抜け本州入りしたばかりで、奥津軽いまべつ駅到着手前だったためかゆっくりとしたスピードで目の前を通り過ぎて行きました。


そしていよいよ…青函トンネル

ついにやって来ました!青函トンネルを外から拝む事が出来たのはもちろん初めての事です^_^

 

『トンネル神社』がありました。

青函トンネルそのものは開通後30年に迫ろうとしてますが、この神社はずいぶん新しい印象を受けますね。最近になって建立されたのでしょうか。

 

そして、すぐそばにある『青函トンネル入口広場』へ。ここでは北海道新幹線の走る姿を間近に眺める事が出来ます。ここもいつか来てみたいと思ってました^_^

 

『はやて93号』新函館北斗行きがやって来ました。北海道目指しトンネルに…。

 

『はやぶさ12号』東京行きが青函トンネルを抜けて本州へ!

またいつ来れるかわからない状況を思えば、写真も止めでしっかり撮りたい気持ちも当然あったので列車を待つ間は随分悩んで…たはずですが、気持ちとは裏腹に手が勝手にスイスイと流しモードのセッティングを始めてしまい(^^;;

結局いつも通りの『はじめましてのごあいさつは流しで』になりました(^^;;

 

撮影地:北海道新幹線  木古内駅〜奥津軽いまべつ駅  『青函トンネル入口広場』 (青森県東津軽郡今別町)


撮影はここまででいよいよ次はこの旅のメインイベント津軽鉄道へ向かいます。

途中で通り掛かった北海道新幹線『奥津軽いまべつ駅』の立派な駅舎。

手前側すぐそばにはJR津軽線津軽二股駅が接続しているそうですが…(^^;;

ところでこのあと向かう津軽鉄道津軽中里駅から北海道新幹線奥津軽いまべつ駅を結ぶ路線バスが1日4往復設定されていると今回の訪問で知り(実証実験との事ですが…)、これまで公共交通網のメインルートへのアクセスに苦労していた地域にとって、地味な中間駅とはいえ新幹線駅の開業は地域にとって少なからず影響を与えているのを感じ取る事が出来ました。

実情ははかりかねますが、果たして津軽鉄道沿線方面から同じ新幹線を使うなら、距離はあっても高速道路網を駆使してサクッと新青森から乗るのが便利か、自家用車という選択肢がない場合を考えれば津軽中里からバスでひと山越えて奥津軽いまべつから乗るのが便利なのか…。


道中ちょうどJR津軽線の蟹田行き列車がやって来ました。JR津軽線蟹田〜三厩間には1日5往復しか列車が走らないそうで、貴重な瞬間に出会えたと思います。

撮影地:津軽線  津軽二股(奥津軽いまべつ)駅〜大平駅

そしていよいよここから、津軽鉄道津軽中里駅へ向かいます。かの30年ぶりと言われる復活を果たした転車台を目指して…。

地域交通網の存在意義・その永続的維持…、多くの地域で言われ困難を極める問題ですが、今回青森訪問(北東北紀行)のきっかけとなった津軽鉄道転車台復活イベントも出発点はその問題に大きく関わるものでした。

なにはともかく初めて訪れる津軽鉄道とその地域。楽しみです^_^

 

撮影日は2017年5月21日

 

【北東北紀行8】蘇った転車台 <津軽鉄道にて> に続く

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