ひたちの色はそらの色

2014年1月3日と4日、常磐線に久しぶりの『E653系フレッシュひたち』が走るとの事で会いに行って来ました。その列車は『フレッシュひたち92号』上野行き上り臨時列車。しかも基本7両編成(K308編成『ブルーオーシャン』)と付属4両編成(K353編成『オレンジパーシモン』)を連結した11両編成での営業運転との事で、2013年3月15日を最後に常磐線特急を引退して以来僕自身は久しぶりに『フレッシュひたち11両編成』との再会を果たしました。

その時の写真を2枚紹介させて頂きますが、時系列には従わず一番印象に残ったカットを最初に紹介しようと思います。

 

『フレッシュひたち92号』営業終了後の下り回送列車(回9093M)e653_04_JR東日本E653系(K353+K308)   撮影地 : 常磐線 亀有駅

コンビを組んだ『ブルーオーシャン』と『オレンジパーシモン』の車体色が、夕暮れの空色をそのまま纏うかのように一致して印象的な一枚を記録する事が出来ました。

すでに止めで撮影するのは暗すぎて無理な時間でしたので、普段から651系を夜間流し撮影している亀有駅で流し撮影を試みましたが、残念ながら『流し』は失敗したもののこういった意外な成果を得られたので自己評価としては及第点というか、素直に嬉しい結果となりました。

 

『フレッシュひたち92号』(9092M)e653_02_JR東日本E653系(K308+K353)   撮影地 : 常磐線 松戸駅~北千住駅

先日、早朝の651系『フレッシュひたち4号』を撮影した松戸付近のポイントで撮影を試みました。日没を過ぎてしまい撮影条件が厳しいため普段ならあっさり流し撮影にするのですが、このポイントでE653系を撮影する事自体が初めてでしたので止め撮影で確実に記録を残す事に決めました。

とはいえ…ちょっと暗くなり過ぎた…(苦笑)。可能な限りシャッタースピードを落とし、絞りは全開、ISOもギリギリまで悩みましたが1000で決めてそれ以上は上げない事に…。あとはRAW現像時の調整で何とかしてみようと、完全に賭けに出た状態でした。

 

E653系が常磐線特急を引退しいよいよ羽越線特急『いなほ』への転用が始まり、ペースはゆっくりながら順次『いなほ』向け改造が進んで、それまで5色のカラーバリエーションを誇っていたその姿・特徴も徐々に消えて行こうとしています。

もう少しだけ常磐線で臨時列車としての活躍が観られるうちに、可能な限り記録を続けたいと願ってます。

 

 

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