青森から30分ほど特急つがるの短い旅は終わり、ついに弘前の地に降り立ちました。ここ弘前駅ではカシぼのさんと合流し初対面ながら色々とお話もはずみ、まずはカシぼのさんご案内のもと『土手町循環100円バス』に乗って一緒に弘前公園へ向かいました。
弘前公園といえば全国的にも有名と言われる桜の名所ですが、行くのがほんの1ヶ月早ければ満開の美しい桜を堪能出来たはず…かも知れません(^^;;
今年は関東(特に自宅付近)で桜の開花が大幅に遅れた事もあり若干期待をしてみましたが、いくらなんでも5月の下旬に桜の見頃がずれ込むはずもなく、初めて見た弘前公園の桜は新緑で満たされていました(^^;;
ところどころ、これまでに満開の夜桜写真などで見覚えのある場所を見つけては『ここかなぁ…』などと立ち止まって写真を撮ってみたり…。
桜の時期こそ過ぎ去りましたが、ちょうど新緑の時期となり落ち着いてのんびりと過ごす事が出来ました。
そしてこの日、直前の青森市内滞在をギリギリ最短に削ってでも…なんとしても明るい時間のうちに弘前入りしたかった理由が…
ここ弘前城です。津軽富士(岩木山)を背後に地面に可愛く鎮座する姿をこの目でどうしても見たかったという理由でした。
ここ弘前城はこの天守を支える天守台の石垣修理事業が現在進められており、その修理工事期間中は天守を別の場所に移す必要から約2年前、天守台から本丸内側へ向けて約70m、3ヶ月ほどかけて現在の位置まで『曳屋』により移動したそうです。
<天守台を離れ地面に可愛く鎮座する天守 17:39 撮影><天守移動後その場に残された天守台>
つまり…『城が動いた』。これはすごい事だなと当時驚かされましたが、残念ながら曳屋の光景を目にする事は出来ず、ここへ来てようやくこの姿に出会えたというわけです。
これはこれで工事が終わってまた曳屋により元の場所に戻ればもう見る事の出来ない貴重な光景ですから絶対見なければ…というわけでした。
天守の目の前には木製の展望デッキが設置されていたのでそこから岩木山をバックに弘前城天守の姿を眺める事が出来るようになってました。
ここ弘前公園では、このあとファンタつがるさん・Ryuさんと合流する予定となっていたので、それまで少々時間が空いてしまう事と何か飲み物でも…と思い休憩したくなった事もあって、『オアシス』求め天守のある本丸を一度離れる事になりました。この日は5月だというのに暑かったですからね(^^;;
とうとう成し遂げた東北新幹線全線踏破、初めて訪れた青森でいただいた『のっけ丼』、ようやく来る事が出来た弘前の街、そして初めてお会いする人と過ごす楽しい時間が僕の気持ちを高揚させてたのか、この直後に起こるはずの一大イベントの事などすっかり忘れて…。
<岩木山に夕陽が迫りゆく… 17:45 撮影><鷹丘橋をみる 17:47 撮影>
そして弘前公園を出て近くで少々休憩してる間に、合流予定となっていた面々が弘前公園に到着したとの連絡を受け再び天守のある本丸まで戻り最初にファンタつがるさんと合流。
この時、夕陽が岩木山の向こうにちょうど沈む頃で景色はいい感じに…。
そして直後に展望デッキでRyuさん・多聞丸さんと合流し、天守や背後の岩木山を眺めながら時間を共にさせていただきました。
ひとまずこの光景を目に焼き付ける事ができて良かったなと^_^
ところで…勘のいい方、あるいはこの時ここで何が起こるはずだったのかご存じだった方は疑問に思われたかもしれません…。
実はこの日ちょうど『ダイヤモンド富士』ならぬ『ダイヤモンド津軽富士』・『ダイヤモンド岩木山』という現象が起こる時期だったそうで、この日青森へ向かう新幹線の中で初めてその事に気付き、ギリギリのタイミングながら辛うじてチェックだけは出来ていました。
ただ、弘前行くまでの旅程がバタバタしていたせいか…弘前入りもあまり遅くなり過ぎないようにという感じで意識していたせいか…あまり深く考えずこの現象には間に合わないだろうと勝手に思い込んでたのか…すっかり記憶から飛んでしまっており、初めて弘前城にお目にかかった瞬間をよくよく思い返してみれば太陽はかなーり高い位置に…。
そもそも一度本丸を離れる前に夕陽が岩木山の頂上に向かって沈む直前の写真まで撮っておいて気付かず、結果として一度本丸を離れ戻ってくるまでの間に『ダイヤモンド岩木山』が終了していたとは壮絶な天然ボケだなと自分でも呆れるほかありません(^^;;
展望デッキで合流した時、すでにいたみなさんはこれを狙ってたのかと…いまさらでしたね(^^;;
そして日没を迎えここからはいよいよ、弘前来たら絶対やってやろうと決めてた事のひとつ『夜練』に向けて、夜人間が気合いっぱい線路脇へ向かって一直線です(^^;;
写真は全て 2017年5月20日 撮影
<投稿記事修正のお知らせとお詫び>
本記事公開直後に自身が理解していた諸々の事実関係と異なる疑いのある写真が見つかり、たいした確認もせず急いで無理矢理な修正を行おうとして、かえって記事が事実と更に乖離した内容になってしまったり、記事の見た目も修正の痕跡だらけとひどく見辛いものとなってしまい、対処としてはかなりお見苦しい点が多発してしまいました。そのような事情により記事を一時非公開とさせていただき、事実関係のタイムラインを再確認のうえ記事修正をさせていただきました。