とうとうこの時が来ました。弘前に行ったら絶対やりたかった事のひとつ『夜練』。そもそも本気撮りなので『夜練』と言うべきではないですが、もはや個人的には全ての夜間撮影活動を『夜練』・『闇練』と総称しそれで通してる感があるのでOKです(^^;;
以下のように勝手に言葉の定義まで定めてたりしますが割と曖昧です(^^;;
※夜練:駅構内など明かりのとれるところでお手軽に
※闇練:夜にもかかわらず沿線撮り・暗すぎて画質完全無視のガチ練ガチ撮りメイン・至近に街灯などちょっとした明かりがあればラッキーでそれをいかに活用するか考える・どちらかと言うと仕方なくやる羽目になってやってて意図的活動はさほどない・もはや完全不審者職質覚悟の活動
そもそものところ継続して流し撮りの練習をする時間を取れるのはプライベートタイムとなる夜間帯になるわけでして、そこから始まったのが夜練という経緯があります。
あと、どうでもいいと言うか…全くもって不要な事なんですが、ここ以外の他のところでノリで多用してる…基本的にこのブログでは使わない事にしている個人的な言い方があって…。夜練を『ヨルレーーン』、闇練を『ヤミレーーン』と呼んでたりします。
すっかり慣れてしまうほどあっちでは使ってるので、この記事に限ってそう呼んでみる事にします。
記念すべき北東北進出『弘前ヨルレーーン』デビューですから(^^;;
弘南鉄道大鰐線7000系電車『水間鉄道ラッピング』 撮影地: 弘南鉄道大鰐線 中央弘前駅〜弘高前駅
<弘前来てまで『でんとヨルレーーン』かよっ!>
まずは弘前公園から一番近いところで弘南鉄道大鰐線へ。カシぼのさんとRyuさんには半ば無理矢理ご一緒いただき(もはや強制連行…)中央弘前駅付近の踏切でチャレンジしました。
弘前訪問にはちょうどいいタイミングだったようで大阪府にある地方私鉄『水間鉄道』とのコラボレーション企画による『水間鉄道ラッピング車』がやって来てくれました。水間鉄道・弘南鉄道ともに現在活躍する車両は昔の東京急行電鉄で活躍していた初代7000系を譲受したもの。そういった経緯からのコラボレーション企画でしょうか。
初代東急7000系といえば常磐線沿線でこども時代を過ごした僕には、北千住で必ず見かける東急東横線から地下鉄日比谷線に直通して来る山手線の東側で見れる唯一の東急電車で、見るたび『東急がいる!』と盛り上がってたものです(^^;;
東武スカイツリーラインに東急田園都市線が直通してくる今じゃすっかり普通ですが…。
そんな初代7000系、現在の地元路線『東急田園都市線』が長津田まで開業し沿線の市街地化が始まったばかりの50年ほど前には、まだ周辺は里山ばかりの沿線風景のなかで2両編成や4両編成のこじんまりとした姿で活躍した時期があったそうで、その当時の姿を想い起させるような現在の雄姿を…50年前の田園都市線にタイムスリップして夜練したかのように…。(こじつけにもほどがあるかな…)
中央弘前駅で折り返し発車を待ち静かに佇む大鰐行き7000系電車
撮影地:弘南鉄道大鰐線 中央弘前駅付近
次はJR奥羽本線弘前駅へ。ここでは引き続きRyuさん、そしてここから再び合流して頂いたファンタつがるさん、そしてSimさんの4人で、『弘前ヨルレーーン大会』初開催です!
弘前駅ではねぶたが展示されてました。出来る事なら祭り本番で観られればいいですね^_^
それではいよいよ!『初めましてのごあいさつは流しで!』
701系は東北エリアの主力なだけあり、青森入りしてからわずか7時間ほどでずいぶん見れたし、乗る事も出来たし、流しまくりました。今回は5月という割と過ごしやすい時期の訪問でしたが、いつかあの雪景色を爆走するカッコいい姿を写真に収めてみたいものですね。
JR東日本 奥羽本線・五能線・津軽線 キハ40系(キハ40形)気動車
滅多にやる機会のない『キハヨルレーーン』。夜であるのををいいことに動いてさえいれば流しまくり…。どうせ昼間だろうが流すでしょうけど…。
新しいもの好きな僕でもこう見えて案外馴染みのあるこの姿は好きだったりします。国鉄型気動車は重厚感あるこの雰囲気がまたいいものですね。
ところで青森エリアでもいよいよこれら国鉄型気動車の世代交代が発表されたようで、ゆったりと日常を眺められるいい時期に来れて良かったなと感じます。
思ったよりたくさん『青森のキハ40系』(正確には秋田のキハ40系だそうです)を見る事が出来て意外だったというか良かったなと…。
弘前駅に到着する特急つがる5号青森行き。
弘前来たらこれもぜひ流したいと思ってました。
静かに出発の時を待つ特急つがる5号…。
終着駅青森に向けてラストスパート。
ところで、青森エリアの奥羽本線・五能線・津軽線を走る列車・車両は秋田車両センターを拠点としているようで、『青森の列車が走ってる』とみせかけその実『秋田の列車』というところで、随分遠くからやって来てるんだなと思わされます。
その秋田車両センターの車両は北は青森まで来ますが逆に南側は奥羽本線を南下し山形新幹線終着点となる山形県の新庄まで、東は田沢湖線(秋田新幹線)を行き岩手県の盛岡まで、更には秋田新幹線『こまち』の管理もしてるので東京にまでその勢力が及んでいると考えると驚くほどの巨大勢力ここにありという感じです。
…余談でした。
撮影地:奥羽本線 弘前駅
こうやって記録を振り返ってみれば、思ったよりもたくさん『弘前ヨルレーーン』を楽しめたなと思ってます。
ちょっと残念だったのは、やりたかった『夜練』を達成出来たものの、スケジュールの都合上から観光列車『リゾートしらかみ』には会えず、日中からもっと時間を取れれば弘南鉄道沿線などで流し撮りに限らず沿線風景を絡めた撮影なんかも出来たのかな…というあたりでしょうか。
しかし、たった3日間という限られた時間、他にもやるべき…やりたい事があって来ているわけでして、この広い青森・北東北をそんな短期間で満喫出来るはずもないと思えば、まだまだいろんな所を訪れいろんな事をやってみたいという楽しみがたくさん待ち構えているのだから、また行ってみたい、何度でも楽しみたいという気持ちにさせられるんですよね^_^
なにはともかく『弘前ヨルレーーン』達成出来ました!
もうこの時点でかなり夜遅くな時間となってしまい、次の日は早朝から忙しい事がわかっていたのでそろそろ寝なきゃね…って状況でしたが、この後にもうひとつだけ弘前来たらやりたかった事…。
僕のわがままを叶えてもらう事に…。
写真は全て 2017年5月20日 撮影